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2008年1月29日火曜日

Ruby: 数字に桁区切りを入れたい(その2)

前回 は、数字を区切るためのインスタンス・メソッドを作成した。
今回はこのクラス Price に、コンストラクタと比較演算メソッドを、追加しよう。
Price.new の引数として、文字列、または、整数をとるものとする。
オープンクラス を使って、クラスに機能を追加した。
class Price
  public

  include Comparable

  #Constructer
  #
  def initialize( p_ )
    @val_orig = p_.to_s;
    @val_s_wo_d = del_digit_delimiter( "#{@val_orig}" );
    @val_s_w_d = add_digit_delimiter( @val_s_wo_d );
    @val_i = @val_s_wo_d.to_i;
  end

  def <=>(other)
    self.val_i <=> other.val_i;
  end

end
コンストラクタ: initialize では、4種類のインスタンス変数: val_orig, val_s_wo_d, val_s_w_d, val_i; が生成される。
それぞれ、オリジナルの値、桁区切りなしの値、桁区切りありの値、数値変換時の値、となる。
インスタンス・メソッド: <=> は、クラス Price のオブジェクト同士の大小比較を行うために、定義した[1]。

References:

  • [1] 『プログラミングRuby 第2版 言語編』; ‘Mixin’, p.101

2007年11月18日日曜日

Some Regular Expressions on sed, and perl.

最近試してみる機会があったワン・ライナー。文中の2種類の語を入れ替えるには?いわゆるテキスト中での「置換」sedとperlで試してみた。
なお、下記実験では、アンダースコア(_)2つを入れ換え処理におけるメタなキャラクタとして使用している; つまり処理前の文には、この文字列が含まれないことが前提だ。

まずは基本としてsedから。
TEXT="おもしろきこともなきよをおもしろく"; echo ${TEXT} \
| sed -e 's@おもしろき@__おもしろく@g; s@\([^_][^_]\)おもしろく@\1__おもしろき@g; s@__@@g';
⇒おもしろくこともなきよをおもしろき
perlでは?
TEXT="おもしろきこともなきよをおもしろく"; echo ${TEXT} \
| perl -pe 's@おもしろき@__おもしろく@g; s@\([^_][^_]\)おもしろく@\1__おもしろき@g; s@__@@g';
⇒おもしろくこともなきよをおもしろく
う~んちょっとへんだ。
グループ演算子のクォーテーションを取ってみる:
TEXT="おもしろきこともなきよをおもしろく"; echo ${TEXT} \
 | perl -pe 's@おもしろき@__おもしろく@g; s@([^_][^_])おもしろく@\1__おもしろき@g; s@_
_@@g';
⇒おもしろくこともなきよをおもしろき
よし。所望の結果が得られた。
言語ごとの正規表現とふるまいについては、『詳説 正規表現』で丹念に論じられている。良い本だ。